治し方・予防方法

吹き出物の治し方は?自宅でできるニキビ治療の7つのポイント

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吹き出物(ニキビ)で困っている方は、忙しい日常の中でも簡単に治せる方法を常に意識していると思います。

 

実際に私も、吹き出物が治ってもすぐに同じ場所に再発したり別の部位に発生したりするので、本当に面倒で「今日もマスクで隠すか…」ってテンションが下がることが多かったです。

 

そこで、自宅でできる正しい治し方を勉強しておこうと思い、論文を調べた結果、吹き出物の治し方に対する正しい知識を覚えることができました。

 

ここでは、吹き出物の治し方を日本皮膚科学会のガイドラインから引用し、簡単に噛み砕いてお伝えしたいと思います。

日本皮膚科学会 尋常性ざ瘡治療ガイドライン

 

吹き出物の治療とは?

吹き出物 治し方

日本皮膚科学会の治療ガイドラインによりますと、皮膚科で行う吹き出物の治療には、吹き出物の状態によりますが、抗菌薬とアダパレン外用薬を使用します。

 

抗菌薬で吹き出物の内部にある原因菌(アクネ菌など)を殺し、アダパレン外用薬で表皮角化細胞を抑制し、毛穴を閉じる原因となる表皮の角化を防ぎます。

  • 抗菌薬 ⇒ 原因菌の殺菌
  • アダパレン外用薬 ⇒ 表皮の角化を抑制

こうすることで、吹き出物の炎症を抑えて、角栓で毛穴が詰まる事を防ぎます

 

重症度によって薬を併用したり、嚢腫や結節を形成している場合はステロイド外用薬を選択する場合はありますが、基本は抗菌薬とアダパレン外用薬を使うことが推奨されています。

 

つまり、殺菌と角質の角化防止ができれば家庭でも治せるということですね。

 

素早く治そうと思うなら、皮膚科で診察を受けてお薬をもらうのが一番ですが、学校や仕事が忙しい場合は、そうもいってられませんよね。

 

 

自宅でできる治療法

吹き出物 治し方

病院に行く暇がなく、自宅で吹き出物を治す場合には、病院で処方される薬無しに原因を取り除くことが必要になってきます。

  • 吹き出物ができている毛穴の炎症
  • 毛穴周囲の角質が固く変質する

この2つの原因を取り除くことができれば、吹き出物は自分でケアできます。

 

毛穴に炎症を起こすアクネ菌などは、嫌気性なので空気の触れる場所では繁殖できません。

 

つまり、毛穴周囲の角栓を固く変質することを防ぐ=角質層の徹底保湿ができれば、角栓ができることなく、炎症が起きることもないということです。

  • 角質層の保湿
  • 肌のバリア機能の維持

これが自宅でできる吹き出物治療と理解できます。

 

 

具体的な方法は?

吹き出物 治し方

すでに炎症が起きている吹き出物に対して、角質層の保湿と肌のバリア機能を改善するためには、主に吹き出物・ニキビ治療専門の成分が配合された市販のスキンケア製品に頼ることになると思います。

 

有名な商品名を上げればきりが無いので、配合されている成分で調べてみました。

 

その中で私が注目しているのが、『グリチルリチン酸ジカリウム』です。

 

製品の有効成分のところに、グリチルリチン酸2Kやグリチルリチン酸ジカリウムと記されている成分で、ニキビ用化粧水や美容液、オールインワンジェルによく配合されています。

 

このグリチルリチン酸ジカリウムの有効性を試験した論文によりますと、皮膚の乾燥とバリア機能の低下を改善し、再発を防止するのに有効であることが証明されています。

 

乾燥肌とバリア機能の低下は、吹き出物の発生に大きな影響を与え原因になっていることを考えると、確かに『グリチルリチン酸ジカリウム』は有効成分といえます。

 

この『グリチルリチン酸ジカリウム』配合の化粧水については、別記事で詳しくまとめていますので、よかったらそちらも参考にしてください。

 

この『グリチルリチン酸ジカリウム』は論文でも安全性が証明されていましたので、まずはこの成分配合の製品を試してみるといいかもです。

 

 

洗顔は効果があるの?

吹き出物 洗顔

吹き出物・ニキビ専用の洗顔製品はよく見かけますが、洗顔は吹き出物に効果があるのでしょうか?

 

日本皮膚科学会のガイドラインによりますと、1日2回の洗顔が良いとされています。

 

これは、1日2回の洗顔で皮脂を洗い流すことでニキビ予防効果が合理的に根拠があるとされているからです。

 

また1日1回に回数を減らすと悪化する症例があったこと、1日4回に回数を増やすと脱落例があったことから、皮膚科学会では1日2回をおすすめしています。

 

クレンジングは悪化する?

メイクを落とす時に使うオイルクレンジングですが、日本皮膚科学会のガイドラインによりますと、使用により吹き出物の個数が改善し、悪化しなかったことが報告されています。

 

つまりオイルクレンジングにニキビを悪化させる根拠はなくむしろ安全に使用できるとされているので、安心して使って良さそうです!

 

スクラブは効果がある?

洗顔料にスクラブが入っている製品は古い角質を剥がしてくれますが、ガイドラインによりますと、スクラブ入りでも入って無くても、差はなかったと報告されています。

 

つまりスクラブ入りの洗顔料は、吹き出物・ニキビに対して効果は証明されていないということです。

 

だから、特に選ぶ際には、考えなくていいと思います。

 

また、まれに消毒剤のような抗菌作用のある成分を配合した洗顔料がありますが、これは肌への刺激などの検討が充分にされていないので、有効かどうかはわからないようです。

 

 

食事制限は効果がある?

吹き出物 食事制限

吹き出物といえば、スナック菓子や脂肪分の多い食事をした後にできやすいというイメージがあるので、食事制限をすれば予防できると言われてます。

 

特にチョコレートは食べ過ぎると吹き出物やニキビが出ると言われていますが、これは本当でしょうか?

 

日本皮膚科学会のガイドラインによりますと、チョコレートや砂糖の摂取量と吹き出物・ニキビの因果関係は証明されていません。

 

食べすぎたからといって吹き出物が悪化するといった明確な証拠は発見されていないようですね。

 

つまり、特定の食品を食べないことが予防や治療につながらないので、バランスのよい食事をすることが一番いいということですね。

 

 

ビタミン剤は効果がある?

吹き出物 ビタミン剤

吹き出物やニキビの予防・治療にビタミン剤やビタミンドリンクが良く効くと言われていますが、これは医学的に考えるとどうなのでしょうか。

 

皮膚科学会の見解では、ビタミンAは毛穴の表皮角化を抑制し、ビタミンB2とビタミンB6は皮脂分泌を抑制し、ビタミンEは過酸化脂質を抑制するとされています。

 

しかし、吹き出物やニキビに対しての有効性は試験されていないようで、推奨できる根拠はまだ無いみたいです。

 

なので皮膚科学会としては、「推奨はしませんが飲んでもいいですよ!」ってスタンスのようですね。

 

 

経口避妊薬(ピル)は効果がある?

男性ホルモンを抑制し女性ホルモンを増加させることは、吹き出物予防につながることは確かで、海外では経口避妊薬(ピル)が吹き出物やニキビに対して高い効果が証明されているようです。

 

なので、日本でも個人輸入などを利用して海外から取り寄せて飲む方が多いようですが、これは本当に大丈夫なのでしょうか?

 

日本皮膚科学会によりますと、日本では吹き出物治療に対して未承認であることと、保険適応外であること、副作用があることを考慮して、充分な医師からの説明の元で使用する必要があるとされています。

 

例えば虚血性の脳卒中、喫煙者の心筋梗塞、子宮頸がんのリスクの増加、乳がんに対する安全性など、たくさんの副作用の心配があるんですね。

 

なので、簡単に海外から取り寄せることはできますが、推奨はしていません。使う際は医師に確認するほうがいいということですね。

 

 

さいごに

吹き出物やニキビを皮膚科に通わずに自宅でケアする場合、とにかく科学的に、論文で有効性が認められているものを使うほうがいいと思いました。

 

特にスキンケア商品は本当に星の数ほどあり、誇大広告で宣伝しているものも見受けられますので、配合されている成分の有効性を調べるのが大切ですね。

 

最後にもう一度、日本皮膚学会やその他の論文から自宅で吹き出物を治療する際のポイントをまとめました。

  • グリチルリチン酸2K配合製品は副作用なく有効
  • 洗顔は1日2回(多すぎても少なすぎてもダメ!)
  • オイルクレンジングは吹き出物に有効
  • スクラブは有りでも無しでもOK(効果に変化なし)
  • チョコレートなどは吹き出物に関係なし!(バランスのよい食事を)
  • ビタミン剤はビタミンの種類によっては効果が期待できる(推奨はしない)
  • 経口避妊薬(ピル)は副作用が怖いので医師に相談を!

以上、吹き出物の自宅での治し方、スキンケアの方法でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。(*^_^*)

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