治し方・予防方法

吹き出物が治らない理由は?これはダメ!間違えた治し方

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吹き出物・ニキビが治りにくく、長引いてしまう方がいらっしゃるようです。

 

吹き出物が顔に出ていると、学校や仕事の日常生活の中で他人にどう見られているのか気になりますし、スキンケアもきっちりできない、だらし無い人物のように見られそうで嫌ですよね。

 

吹き出物・ニキビができてしまうのは仕方がないですが、なるべく早く治すにはいったいどうすればいいのでしょうか?

 

吹き出物・ニキビの状態

吹き出物 治らない

吹き出物・ニキビが治らない、治りにくい理由を知るうえで、まずは自分のニキビがどの状態・段階なのかを知る必要があります。

 

そこで、まずはニキビの状態を皮膚科学会のガイドラインから勉強したいと思います。

 

吹き出物・ニキビは医学用語でいうと『尋常性ざ瘡』といいます。

 

日本皮膚科学会の『尋常性ざ瘡』治療ガイドラインによりますと、吹き出物・ニキビには次のような状態があります。

  • 面皰(めんぽう)
  • ざ瘡(ざそう)
  • 炎症性皮疹(えんしょうせいひしん)
  • 嚢腫・結節(のうしゅ・けっせつ)

難しい言葉ですが、一つずつ説明します。

 

面皰(めんぽう)とは

面皰(めんぽう)とはコメドとも呼ばれ、皮脂を分泌する脂腺性の毛穴で脂腺の活動が活発になり皮脂がたくさん分泌されているのに、毛穴の出口が角化して皮脂が毛包内に貯留してしまった状態です。

 

吹き出物・ニキビの一番初期の状態で、まだ炎症は起こっていない状態ですね。

 

ざ瘡とは

面皰(コメド)に炎症が起こった状態で、紅色の丘疹(赤いおでき)や嚢腫・結節の形成が見られる場合もある慢性的な炎症性疾患です。

これが一般的にニキビと呼ばれる状態ですね。

 

炎症性皮疹とは

ざ瘡(ニキビ)に炎症が起こって紅色の丘疹や嚢腫・結節が形成されている状態を炎症性皮疹といいます。

 

嚢腫・結節とは

ざ瘡(ニキビ)が重症化し、さらに強い炎症を伴った状態を嚢腫、あるいは結節と呼びます。

 

 

吹き出物・ニキビが治らない理由

吹き出物 治らない

吹き出物・ニキビが出きてから長期間にわたり炎症が治まらないのは、正しい治療法ができていない場合が多いです。

 

治らない理由のほとんどは炎症を抑えることができず長引いているからなので、たぶん皮膚科でニキビ治療の外用薬を処方されていないんだと思います。

 

確かに、(たかが吹き出物、ニキビでわざわざ皮膚科で診察をしてもらわなくても…)と思ってしまいがちですが、なかなか治らないのであれば、皮膚科で診察してもらい状態にあった薬を処方してもらうのが一番です。

 

最近では、特にニキビに効果を発揮するアダパレン外用薬が、どの状況の吹き出物、ニキビに対してもとても有効なので、悪化させニキビ跡にするのが怖いなら皮膚科を受診しましょう。

 

アダパレン外用薬とは

アダパレン外用薬は、炎症を抑えるといった抗炎症薬ではなく、吹き出物・ニキビの原因になる表皮角化細胞を制御し、面皰(めんぽう)の形成を抑制します。

つまり、毛穴を詰まりにくくしてくれる効果がある外用薬です。

 

そして、吹き出物が治らない理由でとても多いのは、間違えた知識で吹き出物を治そうとしていることがあげられます。

 

吹き出物やニキビを治療するのに常識だと思っていることが、実は間違いだったということが少なくありません。

 

 

これはダメ!間違えた治し方

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吹き出物・ニキビを治す時に、間違えやすい知識をまとめてみました。

 

これらは良く聞く吹き出物の治し方ですが、本当に正しいのでしょうか?

  • 吹き出物は潰したほうが早く治る?
  • 古い角質を除去し続ければ早く治る?
  • 消毒液で菌を殺すことで早く治る?
  • 汗をかかないほうが早く治る?

吹き出物は潰したほうが早く治る?

吹き出物やニキビは、潰して芯を出した方が早く治るというのは本当でしょうか?

 

確かに皮膚科で診察してもらうと、特殊な器具を使って芯を出すことがあります。

 

それは面皰圧出といって特殊な針状の器具を使ったり、美容皮膚科ではレーザーを使って行う場合がありますが、お医者さんでさえ特別な器具を使って行っているのに、自分で潰すのは間違いです

 

自分で潰す場合は普通に手の爪でそのまま押し出す場合が多いとおもいますが、傷ついた皮膚から爪についた雑菌が侵入し、かえって炎症がひどくなる危険性があります。

 

早く治そうと思って吹き出物やニキビを潰している場合は、かえって治るのが遅れる場合があります。

 

また、治った後にニキビ跡になってしまう可能性が増えますので、潰すメリットはどこにもありません。

 

古い角質を除去し続ければ早く治る?

古い角質が吹き出物・ニキビの原因になることから、予防策としてピーリングを繰り返す事は本当にニキビ予防になるのでしょうか?

 

家庭で行うピーリングにしても美容皮膚科で行うケミカルピーリングにしても、ニキビ跡には効果が認められていますが、炎症を持っている状態では行わないほうがいいです。

 

ピーリングで角質を剥がすと若い皮膚が露出され、一時的にバリア機能が低下しますので、返って新しいニキビを作ったり治るのも遅くなってしまいます。

 

ピーリングは炎症が起こっていないタイミングで行い、一度行ったら期間をあけて新しい角質まで剥がしてしまわないように注意しましょう。

 

消毒液で菌を殺すことで早く治る?

市販の消毒液で吹き出物・ニキビ部分を拭き取り消毒することで、アクネ菌などニキビの原因になっている菌を殺菌できて早く治るという説がありますが正しいのでしょうか?

 

たしかに市販の消毒液で殺菌作用はあるかもしれませんが、専用の抗生剤ほど効果が期待できないため、充分ではない場合がほとんどです。

 

特に患部に自分の裁量で消毒液を使うことが、どんな悪影響を起こすか判断できませんから、消毒液は使わずに皮膚科医に相談をしたほうがいいですね。

 

汗をかかないほうが早く治る?

汗で吹き出物やニキビの炎症が悪化するから、汗をかかないように気をつけたり、汗をかいてもすぐに拭き取っている…という方いませんか?

 

実は、汗は吹き出物やニキビに影響は与えません。なので、無駄な努力とはいいませんが、汗が直接ニキビに悪影響を与えることはありません。

 

肌を清潔にすることは大変良いことですが、吹き出物が出ている部分の汗をゴシゴシと擦ったりすれば、さらに炎症を悪化させるので気をつける必要があります。

 

やっぱり汗ってベタベタして不快ですから、汗=皮脂みたいなイメージがついてしまっているのが問題なんだと思います。

 

あまり意味のない汗対策をバッチリしたからといって他の対策を怠れば、ニキビはなかなか治らないかもしれませんね。

 

 

吹き出物の正しい治し方

吹き出物・ニキビの正しい治し方は別の記事で詳しく解説していますので、よかったら参考にしてくださいね。

吹き出物の治し方は?自宅でできるニキビ治療の7つのポイント

 

大切なのは研究の結果、皮膚科学会や専門のお医者さんが吹き出物やニキビに有効性を確認した成分で炎症を抑えて、スキンケアをすることです。

 

専門のスキンケア商品を使うか、皮膚科で処方された薬を使用するのが一番だということですね。

 

なかなか治りにくいという方は今回ご紹介したような独自の方法で治療している場合が多いので、もし誤解があればもう一度治療法を見直してくださいね

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。(*^_^*)

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